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長五郎餅の想い

新しいことへの挑戦と
先代から味を守る

二十一代目「長五郎」

二十一代目「長五郎」

京都はたいへん老舗の多い街です。
これは京都が昔から神社仏閣との付き合いが多くそれにより商売が栄えたことや観光都市としても栄えたことなどいろいろな条件が重なったこともあります。
当店はこの老舗の多い京都で21代に渡って餅やを続けて来ました。
私は老舗というのはとにかく先代の味を守り「餅やバカ」で同じ味を守るのにそれだけを一生懸命続けていかなければいけないものだと思っていました。しかし京都の老舗が長年京都でそして日本で残って来たのはその時代時代に応じた対応をしてきたことだとわかりました。京都の老舗は昔からの伝統をまもる一方常に新しいものにまた全く違う分野にも挑戦出来たのです。
当店もこれからの新しい時代に常に新しいことに挑戦する老舗と昔からの味を守る老舗との2つの面で進んでいきたいと思います。
幸い22代目の息子もあとを継いでくれていることですし22代目には新しいものをあたらしい感性で展開してほしいと思います。